第1、2合併号(在庫はありません)
国際商取引学会年報は、1998年11月学会設立後、2年を経て2000年7月8日発行となりました。
1998年と1999年に開催された全国大会とその間、年に各1回開催された東部、西部の部会報告を中心に掲載されています。
目次 contents
ご挨拶 新堀 聰 会長 (日本大学商学部 教授)の挨拶
1. 国際商取引学会の設立に際して ―新しい国際商取引を中心とする学問の確立を目指して―
北川俊光 (九州大学大学院法学研究院 教授)
2. 欧米原産地規則の新しい展開
小室程夫 (神戸大学大学院法学研究科 教授)
コメント 北川俊光 (九州大学大学院法学研究院 教授)
3. イギリス1996年仲裁法に関する一考察 ―国際商事仲裁の視点から―
浅田福一 (関西学院大学商学部 教授)
コメント 大貫雅晴 (国際商事仲裁協会)
4. 国際取引をめぐる外為法上の諸問題 ―国際資金移動と外為法との関係を中心として―
北脇敏一 (日本大学法学部 教授)
コメント 中村秀雄 (丸紅株式会社)
5. 国際取引契約の調整とコミュニケーション
椿 弘次 (早稲田大学商学部 教授)
コメント 山田晃久 (横浜商科大学 教授)
6. インコタームズの限界に関する若干の考察 ―国際商業会議所による情報公開システムの構築の要望と併せて―
田口尚志 (早稲田大学商学部 講師)
コメント 神田善弘 (広島修道大学商学部 教授)
7. 輸入者の破産とT/R (Trust Receipt)に基づく物上代位 ―最高裁、平成11年5月17日第二小法定決定―
平野英則 (筑波大学大学院経営・政策科学研究科企業法学専攻)
コメント 八尾 晃 (大阪商業大学 教授)
8. 「素敵な」ダンピングvs.「素敵な」アンチダンピング
児玉克治 (帝塚山大学法政策学部 教授)
9. 国際M&Aにおける取引形態の検討
片山善行 (四国大学経営情報学部 教授)
コメント 中村那詮 (明治大学商学部 教授)
10. 中国における売買契約の成立に関する一考察
韓 堅放 (関西外国語大学 講師)
コメント 長谷川俊明 (弁護士)
11. プロジェクト契約の新しい流れとその必然性(Win/Win思想とPartnering/Alliance)
古屋邦彦 (九州国際大学 教授)
コメント 山田晃久 (横浜商科大学 教授)
12. データメッセージ受発信に関わる国際ルールについて
八尾 晃 (大阪商業大学 教授)
コメント 大塚朝夫 (久留米大学 教授)
13. ウィーン売買条約の下における最近の判例の動向
柏木 昇 (東京大学法学政治学研究科 教授)
コメント 北川俊光 (九州大学大学院法学研究院 教授)
14. ユニドロワ国際商事契約原則の現実対応性
絹巻康史 (拓殖大学商学部 教授)
コメント 富澤敏勝 (山形大学法学部 教授)
15. インコタームズ2000の考察
新堀 聰(日本大学商学部教授)
コメント 椿 弘次(早稲田大学商学部教授)
国際商取引学会会則
国際商取引学会・役員名簿
あとがき 柏木 昇 (東京大学法学政治学研究科 教授)