2007年11月

会長就任のご挨拶

会長  富澤 敏勝

創立10周年にあたる節目の年に、会長に推挙されましたことを光栄に思います。当学会も苦難を乗り越え、絹巻前会長の下で、財政基盤が強化され、攻めに転ずることができるようになりました。新事業を執り行うことができるようになりましたのは、その証であります。このように恵まれた状態で会長職を承継することできますのも、絹巻前会長はじめ、先輩諸兄のお陰であり、厚くお礼申し上げます。当学会のこの流れを維持し、願わくばさらに発展させるべく、努力したいと思います。

新体制では、副会長に椿弘次先生ならびに高杉直先生がご就任下さいましたこと大変心強く思っております。また事務局を高杉直先生にお引き受け頂きましたので、順調な学会運営の滑り出しができたことに感謝いたしております。

恒例の来年秋の全国大会は、亀田尚己先生のお計らいにより、同志社大学にお引き受けいただきました。期近の来年3月には西部部会が控えており、7月には東部部会が予定されており、それぞれ追手門大学、早稲田大学での開催を予定しております。活発な研究発表の場として活用されることを願っております。

研究年報につきましても、レフリー制の導入により、一段と質の高い年報が発刊され、市販によって認知度も高まっておりますので、奮って研究論文の掲載の場として活用いただければ幸いです。

幸い、当学会には学会のミッションに向かって邁進する気鋭の会員の方々がおられます。学際的かつ先進的な研究発表の場として当学会が益々発展して行くであろうことは間違いないことと期待しております。ともに学会の発展のためにご協力下さいますようお願い申し上げます。

(2007年11月)