模擬仲裁日本大会
第5回模擬仲裁日本大会(Vis Japan 2012)
ウエストロー・ジャパンカップを開催
初めて決勝戦を実施。早稲田大(久保田ゼミ)チームが神戸大チームを完封し栄冠。
本学会が主催する第5回模擬仲裁日本大会(”Vis East Practice Moot Japan”(Vis Japan 2012))が2月26日日曜日、2月27日月曜日の2日間にわたり、(社)日本仲裁人協会(JAA)関西支部、(社)日本商事仲裁協会(JCAA)大阪事務所、同志社大学国際ビジネス法務研究センター(RECITLD)及びウエストロー・ジャパン株式会社共催の下、同志社大学寒梅館において開催されました。5大学6チームが仲裁申立人、被申立人の代理人を演じ、英語戦・日本語戦ともに熱戦を繰り広げました。
初日は、大貫雅晴模擬仲裁運営委員会委員長の挨拶で開会しました。連続出場の北海道大、早稲田大、同志社大、神戸大、小樽商科大学の5大学が参加し、特に早稲田大学からは久保田ゼミチームと浜辺ゼミチームの2チームが参加し、参加チームは6チームでした。各チームは、本格的な英語のメモランダム(仲裁申立書と答弁書)を推敲のうえ事前に事務局に提出しており、それに基づいた弁論が交わされました。各チームとも英語戦・日本語戦×申立人側・被申立人側の合計4戦を戦い、初日終了時に、決勝進出2チームと3位以下及び個人賞のSONOS賞が発表されました。その後は、学生主催の懇親会が催され、仲裁人を務めて下さった専門家の方々と学生参加者との間で会話がはずんでいたようです。
今回は初めてGeneral RoundとFinal Roundの2部構成となり、2日目に決勝戦が行われました。
初日暫定1位で決勝戦に進出した早稲田大学(久保田ゼミ)チームが、被申立人(Respondent)側を選択し、暫定2位で決勝戦に進出し申立人(Claimant)側の立場に立つ神戸大チームと対戦しました。
決勝戦のジャッジを務めたのは、慶応義塾大学ロースクールのGerald McAlinn教授、中国CIETAC国際部ディレクターのJie Wang氏、韓国漢陽大学ロースクールのChoong-soo Han教授の3名の仲裁人です。同志社大学法科大学院の法廷教室において白熱した論戦が展開され、仲裁人から厳しい質問も示される中、最終的に、早稲田大学久保田ゼミがWESTLAW JAPAN CUP(ウエストロー・ジャパン杯)の栄冠を手にしました
決勝戦の行なわれた2日目には、Quinn Emanuel Urquhart & Sullivan, LLPのRyan Goldstein弁護士からアメリカの訴訟と仲裁に関する講演、並びに3仲裁人の方々から「アジアにおける国際商事仲裁の展望」というテーマの講演も催され、充実したイベントとなりました。
今大会の最終結果は、下記の通りです。
優勝:早稲田大学(久保田ゼミ)チーム
準優勝:神戸大学チーム
第3位:同志社大学チーム
第4位:早稲田大学(浜辺ゼミ)チーム
第5位:北海道大学チーム
第6位:小樽商科大学チーム
最優秀選手(SONOS賞):中尾祐人(神戸大学)
この模擬仲裁日本大会(通称“Vis Japan”)は、法論理/ビジネス感覚/瞬間判断力兼備の若者を育成すべく、本学会が主催している「模擬仲裁の日本大会」です。ウィーン・香港両世界大会に先がけて、毎年早春に京都で開催されています。
模擬仲裁日本大会運営委員会事務局からのメッセージ
今年も仲裁人役は、例年通り、本学会会員を多く含む、研究者・弁護士・企業法務スタッフの方々に務めていただきました。模擬仲裁大会は、ボランティ アの仲裁人の支援無くしては成立しえないイベントです。遠く、北海道、九州、東京などからも多くの方々に駆けつけて頂きました。仲裁人役を快くお引受け頂 いた方々、大会と学生参加者を支援頂いた方々に対し、国際商取引学会模擬仲裁運営委員会から深く感謝申し上げます。
以上、文責:国際商取引学会模擬仲裁担当理事 吉川英一郎
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2011年12月6日
第5回(2012年)模擬仲裁日本大会
「ウエストロー・ジャパン杯」
実施要領
模擬仲裁運営委員会
1. 概要
(1)国際商取引学会(学会)主催、(社)日本仲裁人協会(JAA)関西支部、(社)日本商事仲裁協会(JCAA)大阪事務所、同志社大学国際ビジネス法務研究センター及びウエストロー・ジャパン株式会社共催で実施する。運営委員会が運営に当たるものとし、その構成員は次の通りである: 運営委員長:大貫雅晴[JCAA・JAA・学会]、委員:児玉実史[JAA]、澤井啓[学会・JAA]、高杉直[学会・同志社大学]及び吉川英一郎[学会・同志社大学](敬称略)。
(2)問題・規則は、Willem C. Vis International Commercial Arbitration Moot(ウィーン国際大会)に準ずる。
(3)2日間の開催とし、初日はリーグ戦を行い、上位2チームを選抜する。2日目は上位2チームで決勝戦を行う。尚、前回試験実施した「日本語のみによる非公式参加」について、今回は実施しない。
2.開催日時:
2月26日(日) 開会式及びリーグ戦 午前9時~午後6時
2月27日(月) 決勝戦及び閉会式 午前9時30分~午後1時
場所: 同志社大学・寒梅館2階の各教室 (2日目は 寒梅館202教室)
京都市営地下鉄「今出川」駅下車歩1分(http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_access.html)
<初日:2月26日(日)>
8:30-9:00 受付・集合(寒梅館2階・KMB201教室)
9:00-9:20 開会式 開会挨拶と諸注意
9:20-9:30 <移動・準備の時間として10分>
9:30-10:30 ** 対戦(第1部) **
10:30-11:20 <第1部採点・仲裁人からの講評・休憩>
11:30-12:30 ** 対戦(第2部) **
12:30-13:20 <第2部採点・仲裁人からの講評・休憩>
13:30-14:30 ** 対戦(第3部) **
14:30-15:20 <第3部採点・仲裁人からの講評・休憩>
15:30-16:30 ** 対戦(第4部) **
16:30-17:20 <第4部採点・仲裁人からの講評・休憩>
17:30-18:00 <採点集計> 決勝進出2チームの発表、3位・4位・個人賞表彰、講評
18:00- 懇親会
<2日:2月27日(月)>
9:00 受付・集合(寒梅館202教室)
9:30-11:00 決勝戦
11:00-11:50 <採点・仲裁人からの講評>
12:00-13:00 閉会式 優勝/準優勝チームの発表・表彰、講評、閉会挨拶
4.大会ルール補足
(1)各戦はペア同士の対戦とする。ペアは[手続法]と[契約法]に分けて争点を分担する。
(2)リーグ戦は、チーム毎に、英語/日本語×申立人側/被申立人側の各2戦計4戦で構成される。個人成績を総計しチーム成績を算出。暫定1位、2位の上位2チームを決勝戦進出チームとする。
(3)決勝戦については、1試合を英語で行う。リーグ戦暫定1位のチームに、申立人側に立つか、被申立人側に立つかの選択権がある。各チームは決勝戦進出決定時速やかに、対戦を行うペアを指名するものとする。決勝戦の勝者チームを優勝とする。
(4)模擬仲裁廷の進行
①具体的な進行は、すべて仲裁人の裁量に委ねられる。
②対戦は概ね60分間で実施(幾分の延長がある場合も採点・講評を含めて110分間内とする)。なお、決勝戦の対戦は90分間で実施する。
③ 進行モデルの一例は、下記の通り(あくまで一例)。
口頭審理:60分程度(弁論時間は各チーム計30分程度)
仲裁人による評議と採点(当事者は退室):20分程度
仲裁人から当事者へのコメント:30分程度
5.表彰
(1)チーム表彰
① 原則として、大学単位で表彰する(1大学から責任教員の異なる複数チームが参加する場合は教員名をもってチームを区別することがある)。
② 国際商取引学会より賞状と賞金が授与される。
優勝…WESTLAW JAPAN CUP(ウエストロー・ジャパン杯):賞状および10万円
(*ウエストロー・ジャパン株式会社から支援を頂いています。)
準優勝…賞状および7万円
第3位…賞状および5万円
第4位…賞状および3万円
(2)個人表彰
最優秀選手…SONOS賞:賞状および2万円
(*レクシスネクシス・ジャパン株式会社から支援を頂いています。)
表彰は各仲裁人の評点の合計による。複数試合に出場した者は、1試合あたりの個人点の平均点による。最高点の者が複数いる場合には、多数の試合に出場した者を優先する。出場試合数も同数の場合には、大会委員長の判断による。
6.参加申込方法と対戦前手続について
(1)参加希望チームは、模擬仲裁日本大会運営委員会事務局に、郵便または電子メールで申し込むものとする。①所定申込書に、チームメンバー及び責任教員、その他必要事項を明記の上、②申立人としての主張を英文で示したクレイマント・メモランダムを添えて提出しなければならない。
申込宛先(模擬仲裁日本大会運営委員会事務局):
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入
同志社大学 商学部 准教授 吉川英一郎 E-Mail:ココをクリック!
(2)申込締切日は、2012年1月4日水曜日とする。郵便による場合、当日消印有効とし、また電子メールによる場合は受領確認をもって有効とする(発信日基準:受領確認日は締切内である必要はない)。
(3)チームメンバー構成は最少構成員数を4人(2ペア)、最大構成員数を8人(4ペア)とする。
(4)取組は後日公表する。その際、各チームは指示に従って、改めて被申立人側の英文レスポンデント・メモランダムを提出しなければならない。尚、クレイマント・メモランダム/レスポンデント・メモランダムの分量については、それぞれA4サイズ40枚を超えてはならない。
(5)参加の条件として、決勝戦は録画され、そのコンテンツは模擬仲裁日本大会のPRのために利用されることがあるという点を、参加申込者は了承しなければならない(参加者は、肖像権・パブリシティ権・著作権等、コンテンツ上の権利使用を本大会の主催・後援者に許諾したものとする)。
7. その他
なお、下記のウェブサイトに様々な情報・資料がございますので、ご参照下さい。
http://www.cisgmoot.org/
http://www.cisg.law.pace.edu/vis.html
<問い合わせ先>
上記「模擬仲裁日本大会運営委員会事務局」宛
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第4回模擬仲裁日本大会を開催
初代覇者同志社大が底力を示し神戸大の連覇を阻止、返咲く
本学会が主催する第4回模擬仲裁日本大会(”Vis East Practice Moot Japan”)が3月13日日曜日に開催されました。5大学が仲裁申立人、被申立人の代理人を演じ、英語戦・日本語戦ともに、激闘を繰り広げましたが、第1回大会1位の同志社大チームが3年ぶりに優勝しました。連覇が期待された神戸大は惜しくも2位に終わりました。
模擬仲裁日本大会(通称“Vis Japan”)は、法論理/ビジネス感覚/瞬間判断力兼備の若者を育成すべく、本学会が主催している「模擬仲裁の日本大会」です。ウィーン・香港両世界大会に先がけて、毎年早春に京都で開催されています。
東北地方太平洋沖地震の影響のため、前日に予定された本学会西部部会が中止を余儀なくされる中、模擬仲裁大会の実施も危ぶまれましたが、関東地方の交通の回復状況、参加学生にとって1年の努力が試される大イベントであること、遠方からすでに京都入りしているチームがあったこと等の事情を勘案のうえ、開催が決定されました。
当日は、大貫雅晴国際商取引学会模擬仲裁運営委員会委員長の挨拶で開会しました。連続出場の北海道大、早稲田大、同志社大、神戸大の4校に小樽商科大学を加えた5大学が参加し、法律家としての弁舌を競いました。各チームは、本格的な英語のメモランダム(仲裁申立書と答弁書)を推敲のうえ事前に事務局に提出しており、それに基づいた弁論が交わされました。また、仲裁廷からは鋭い質問が学生に浴びせられましたが、参加者は、これに臆することなく奮闘する姿が見られました。
大会の最終結果は、下記の通りです。
第1位:同志社大学
第2位:神戸大学
第3位:早稲田大学
第4位:北海道大学
第5位:小樽商科大学
最優秀選手(SONOS賞):=3名が同点で受賞=
姜成賢(同志社大学)
待田裕人(北海道大学)
横山咲子(同志社大学)
閉会式では、賞状・賞金の授与のセレモニーに続き、齋藤彰国際商取引学会会長から参加者を叱咤激励する挨拶がありました。その後、学生主催のパーティでは、仲裁人役の方から参加学生へと助言が示され、懇親の輪が広がりました。
なお、学生の発案により懇親会場では地震被災者のための義援金が募られ、また、学生が得た賞金は、学生の自発的意志により、義援金として寄付されました。義援金総額は約20万円(学生による募金活動:12万2,000円と模擬仲裁実行委員会有志による寄付)となりました。
| 優勝した同志社大学代表 寺村君のコメント このたびは、第4回模擬仲裁日本大会で栄えある第一位をいただき、本当にありがとうございました。多くの方のご支援、ご指導により、このような素晴らしい結果を残すことができました。この場を借りて御礼申し上げます。そして、今回、模擬仲裁日本大会にご参加いただきましたすべての方々にも、心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。 |
追記:
仲裁人役は、例年通り、本学会会員を多く含む、研究者・弁護士・企業法務スタッフの方々に務めていただきましたが、模擬仲裁大会は、ボランティアの仲裁人の支援無くしては成立しえないイベントです。国際商取引学会模擬仲裁運営委員会事務局として深く感謝申し上げます。
また、このたびの東北地方太平洋沖地震による各地の被災につきまして、参加者においても、愁傷・苦悩を抱かない人は居なかったに違いありません。被災者の方々にお見舞いを申し上げます。そして、このような大変な時期にもかかわらず、出席・欠席を問わず、第4回模擬仲裁日本大会にご協力いただいたすべての方々に御礼を申し上げます。
国際商取引学会模擬仲裁担当理事 吉川英一郎
学生有志からのメッセージ










